「自分自身が虫歯になったらどうするのですか?」
と聞かれたことがありました。
「自分で治せる範囲は自分でしますが、
無理な範囲は、学生時代からの友人に
診てもらいます。」
と、お答えしました。
彼のニックネームは浩一ちゃん。私の2つ年上です。
彼の父、祖父、共に歯科医師なのですが、
最初、彼は料理家の道をいき、板さん修行をしていました。
しかし、やがて事情があって、歯科医師の道を志す事になりました。
歌手の松崎しげるさんの所属していた事務所にスカウト
されたぐらい(断ったそうです!?!)男前で、歌も、ものすごくうまい。
ない時間をつくっては、カラオケで(尾崎豊メドレー)をよく歌いました。
(歌の一番だけを交互に歌っていく。これ、けっこうおすすめです。)
勉学も、きっちりこなせる、まさにモテル男性の典型です。
浩一ちゃんの一番心に残っている事の一つは、そうじの事です。
そうじは送辞ではなく、掃除です。
実習後は、皆で掃除をすることになっています。
最も早く始めるのは浩一ちゃんと私で、
皆、おしゃべりをしていて、なかなか始めない時がありました。
板さん修行も、かなり厳しいものです。
掃除はきっちりが、当たり前の世界です。
温和な彼の背中が、怒ってみえるほど、
珍しく怖い表情をしていたのを覚えています。
おおらかなのですが、けじめをつけなければならない時
はきっちりしていました。
同級生ながら尊敬してました。
(皆さんは、掃除きちんと、やりましたよね?)
「歯科医師として、親父を尊敬しているよ。」
というセリフも覚えています。
昔の歯科医師はビル持ち、プール付きの家等、
羽振りの良い方が多かった時代がありました。
そんな時代を、主に懸けてきたのに、
「そんなに稼がなかったから」
(あまり、患者さんから、もらわなかったという意味です。)
浩一ちゃんのお父さんの診療所を見て、
私は、納得して、感動したのを覚えています。
浩一ちゃんの祖父が、厚労省の歯科技官だった事
も、影響しているのかもしれません。
目黒区近辺で信頼できる歯科医師をお探しの方は、
メールを下さい。
浩一ちゃんを、自信を持っておすすめいたします。
余談です。
浩一ちゃんがギター、私が琴(?)で、
ライブをやろうと話をしたことがありました。
(え?是非聞きたい。そうでしょ。そうでしょ。)