無痛治療とは
痛くないように治療する事を意味しています。
大切な事はまず、信頼関係の形成(ラポールの形成)
であります。特にお子さんの治療時は
最初が肝心で、
私自身、子供になる事にしてます。
友達になる事です。心を許してもらえてお互い
信頼し合えればスムーズに治療は進みます。
(歯科治療だけではありませんが・・・)
昔の歯科医師は、痛がる子供に
「痛くない!」と、怒鳴ったりしましたが今は
そんな時代ではありませんのでご心配なさらないで下さい。
表面麻酔(下図ア)をして注射する部位が麻痺状態(無痛状態)になってから、
以前とは比べ物にならないくらい細い注射針(下図イ)で、
注射麻酔をしていきます。
その際さらに大切なのは約37度に麻酔液を
温めることです。麻酔液を体温に近い温度にすると、温度差に
よる疼痛を軽減出来ます。(無痛麻酔)
ア、表面麻酔用のハリケーンゲル
注射麻酔をするための表面麻酔ゲルです。
イ、注射針
世界最細の使い捨て注射針です。
33G(さんじゅうさんゲージと呼びます。)
3MIX-MP法やカリソルブ(虫歯溶かし剤)法
もある意味無痛治療といえます。